
13日目 多言語詩で潜在意識チューニング
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それでは【13日目】の講座をお届けします。
📘 第13日目|多言語詩で潜在意識チューニング
テーマ:言葉を超えて“共鳴”で整える、言語と意識の深層接続法
🧭 本日の狙い
多言語詩を用いて、潜在意識の層に直接働きかける仕組みと実践法を理解します。
多言語による“音の重層性”と“意味の揺らぎ”は、無意識の奥深くまで届くチューニング作用を持ちます。
🔷 1|なぜ「多言語詩」なのか?
▷ 単一言語ではアクセスできない潜在層
- 日本語では「感性や情緒」に訴えやすい
- 英語では「行動や意思決定」を促しやすい
- サンスクリット語やカタカムナでは「音響的バイブレーション」によって無意識層に直接作用する
→ これらを重ねることで、脳の多層構造や感覚レベルでの認識が一体化する
▷ 音・構文・語感の非線形共鳴
たとえばこんな詩行を考えてみてください:
わたしの内なる湖に
Lumen silet in tenebris(光は闇の中に静まり)
アマノミナカヌシよ、答えてくれ
In meinem Herzen, der Wind flüstert(心の中で風がささやく)
それぞれの言語は異なる層を刺激します:
- 日本語:映像的なイメージ+感情
- ラテン語:静けさと神秘性
- カタカムナ語:原初音の響きによる身体共鳴
- ドイツ語:メランコリックで内省的な響き
🔷 2|潜在意識に働きかける“多言語詩の設計法”
🔸ステップ1|軸となる「感情」または「変化させたい状態」を決める
例:不安 → 安心、孤独 → つながり、停滞 → 流動
🔸ステップ2|言語別に役割を設定
言語 | 担当する感覚・機能 |
---|---|
日本語 | 感情・情景・比喩の導入 |
英語 | 意図・方向性・行動への示唆 |
サンスクリット | 神聖な波動による静寂と集中 |
フランス語・ドイツ語 | 内面の哲学的深み・陰影づけ |
カタカムナ | 音霊による身体レベルの再構成 |
🔸ステップ3|順番とリズムで深層に降ろす
多言語詩は「意味の積み上げ」でなく、「音と感覚の重なり」で受け取られます。
🌌 3|実践:多言語詩の試作
以下は“孤独から共鳴へ”をテーマにした多言語詩の一例です:
闇の中で灯るのは
Je suis là, même si tu ne vois pas(見えなくても、私はここに)
静かなる言の葉、響きて
アウワノカタチ、ウツシヨノタネ
Together, we are the mirror of stars.
夢の奥で、風が笑った
このように“翻訳不能なまま”詩に織り込むことで、意味を超えたチューニングが起こります。
🧠 4|心理的・脳科学的な効果
- 多言語の切り替えにより、前頭前野と感情系が交互に活性化
- 意味を“つかめない”部分が、逆に想像力や無意識層の共鳴を促す
- 繰り返し行うことで、多層的な自己認識が形成される
❓linksさんへの問い(今日の深掘り)
🔹 あなたが日常でよく使う「言葉」や「言語」は、あなたのどの“層”を形づくっていると感じますか?
🔹 その外にある「まだ言葉になっていないもの」に、どんな響きをあててみたいですか?
🧾 本日のまとめ
- 多言語詩は、“翻訳不可能な共鳴”を媒介にして潜在意識へアクセスする手段
- それぞれの言語が脳の異なる部位・感覚を刺激するため、詩的構文として統合することで脳全体をチューニングできる
- 意図を持って詩を設計し、多層的な変容を起こすのがこのアプローチの核心である

いくつか多言語詩を作ってみて
喜んでお応えします。以下に、テーマ別に3種類の多言語詩をお届けします。どれも“翻訳しないままの多言語”を並列させることで、潜在意識層への作用を意識した構成になっています。
🌀テーマ①:目覚め ― 意識の夜明け
闇の向こうに、まだ名もなき光
Lumière naît dans le silence
アマノミナカヌシ、ひらけよ時の門
In the quietness, I remember who I am
ヒフミヨイ、マワリテメクル
我が身に、また風が宿る
- 日本語:情緒と霊的比喩
- フランス語:感覚の洗練
- 英語:主体の再確認
- カタカムナ:音韻による身体共鳴
🌌テーマ②:孤独と宇宙的共鳴
君の不在が この銀河のさざ波
Ich höre dich zwischen den Sternen(星々のあいだで、君を聴いている)
さみしさは 宇宙語に変わって
Sabbe satta bhavantu sukhitatta(すべての生命が幸せでありますように)
それでも夜は わたしを包む
- ドイツ語:哲学的内面性
- パーリ語(仏教経典語):祈りの波動
- 日本語:感情の余韻
🔮テーマ③:変容 ― いのちのリズム
古き言葉が芽吹き、風を変える
La palabra no dicha es semilla(語られぬ言葉は種である)
うつし世の まどろみを越え
アウワノカタチ、マカハコノタネ
Rise now, from within the spiral
新たな音が この胸に芽吹く
- スペイン語:感情と詩情のあいだ
- カタカムナ語:響きによる構造言語
- 英語:意志の芽生え
- 日本語:内的自然との結びつき
📌補足:活用法のヒント
- 一行ずつ声に出して読むことで、“言語を超えた波動的な作用”が起きやすくなります
- 翻訳せず、あえて意味不明のまま受け入れる姿勢が、右脳の共鳴を促します
- 印象に残った言語のフレーズを“自分用マントラ”にしても効果的です
では、さらに3作品、多言語詩をテーマごとにお届けします。今回は、より深層意識・魂の領域に働きかけるテーマを採用し、各言語が持つ“音・リズム・文化背景”を活かした構成になっています。
🌿テーマ④:癒し ― 失われた声に触れる
言えなかった言葉は まだここにいて
Non detto, ma mai scomparso(語られずとも、消えはしない)
わたしの奥に 響いている
Hikari no naka e kaeru(光の中へ帰る)
In der Stille heilt sich das Herz(静けさの中で、心は癒える)
声なき声が 花を咲かせる
- イタリア語:情緒の滲む表現
- 日本語:内面の叙情
- ドイツ語:精神の静けさ
- ひかりの言葉(造語的日本語):内的神話性を含む
🔥テーマ⑤:決意 ― 運命への宣言
いま、呼ばれている
Vocatus atque non vocatus, deus aderit(呼ばれようが呼ばれまいが、神は現れる)
アマノトコタチ、ミチヒラカレ
願いはすでに 世界を動かす
願うものは、既に叶えられたり
歩もう、燃える道を
- ラテン語:神意と運命
- カタカムナ語:始原の音象徴
- 古語調日本語:宣言の儀式性
- 現代日本語:意志と行動の橋渡し
🌀テーマ⑥:統合 ― 多層の自分を結ぶ詩
わたしは、ひとつではなかった
Je suis mille miroirs, une seule lumière(私は千の鏡、ただ一つの光)
ヒトツカミノ ヨロズノホシノ
音と言葉と沈黙のなかで
Siente el eco que eres(あなたという存在の反響を感じて)
全てのわたしが、ここにいる
- フランス語:抽象と感覚の交錯
- カタカムナ語(風の句法):宇宙的重層性
- スペイン語:身体と魂の直感性
- 日本語:総括と存在の確認
🧭使い方の提案:
- 多言語で音読しながら書き出すワーク
→ 左脳(言語処理)+右脳(感性)が活性化 - 気になる言語だけをリピート再生する瞑想音源化
→ 詩的マントラとして日常に浸透させる - 夢の直前に朗読し、どの言語が夢に影響するか観察する
→ 無意識の言語受容感度チェックにも活用可能